こんにちわ。広報担当の水素丸(すいそまる)です。今回2回目は、「水素の濃度」について、簡単にご説明させていただきます。
【水素の濃度】
いろんな水素吸入器が出ている中、カタログや製品仕様の説明などの中に、よく水素濃度が99.99%、680,000PPMといった表現がされることがありますが、これは濃度の話です。水素の発生量とは別の単位です。例えば、1分間に10mlの発生でも水素濃度は99.99%(999,900PPM)のものもあるでしょうし、500mlの発生で99.99%(999,900PPM)の水素濃度のものもあります。水素・酸素の混合気体の場合は、水素2:酸素1の割合で生成されるため、水素66.7%(667,000PPM):酸素33.3%になります。空気と混ぜて水素濃度が4%(40,000PPM)で1分間に1,000mlの場合は、言い換えると水素発生量は1分間に1,000ml×4%=40mlとなります。
結論:水素の発生量が少なくても、水素のみを発生している機器ならば、99.99%(999,900PPM)になるので、水素濃度だけで判断する(選ぶ)のではなく、前回の水素の発生量と合わせて見ておくべきでしょう!
次回は、「水素の発生方式」についてです。
*PPM=パーツ・パー・ミリオンや百万分率(ひゃくまんぶんりつ)は、100万分のいくらであるかという割合を示すParts-Per表記による単位。「Parts Per Million」の頭文字をとったもので、100万分の1の意。1PPM= 0.0001% であり 10,000PPM= 1% である。
前回(第1回)の水素の発生量について
この記事へのコメントはありません。